72の場所

あれからいろいろあって地域おこし協力隊になった青年の物語 僕と僕の周りのすべて

なんで大学生は髪を染め、ネックレスをするのかが分かった

大学に入るとどいつもこいつも髪を染め、小物を身に着けている。

 

高校までは周りの圧力などでチャラついたことできなかったからその反動なのか?

自分自身の個性化のためだろうか?それとも逆に周りが染めるから自分も染めるのか?

チャラついてる感じを出すため?

 

その辺のところが今までよく分からなかったのだが最近この謎が解けた。

 

 

服だけのオシャレにはカネがかかる

まず、前提として大学生の多くはオシャレでありたい。

ということでまず服装から入る。

そこで下の図を見ていただきたい。

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縦軸に価格p(Price)、横軸にオシャレo(Osyare)を取ったグラフである。

服装だけでオシャレをしようと思った場合おおよそ、価格とオシャレの関係は図のようになる。

 

点A付近では1単位オシャレになるのにかかる費用が少ない(限界費用が小さい)のに対し、点C付近では1単位オシャレになろうとすると多くの費用が必要となる(限界費用が大きい)。

 

点AとはGUやしまむらなど安いがオシャレ度はそれなりというポイント。

点BはZARAやGAPなど学生に手の出る価格帯ながらオシャレ度も兼ね備えている。

点Cは僕なんかでは名前も知らないようなオッサレなファンシーブランド。オシャレなのには間違いないがちょっと高価すぎて学生にはなかなか手が出ない領域。

同じだけオシャレ度を上げようにもGUからZARAにするよりZARAからGUCCIにするほうがかかるコストは段違いなのだ。

 

このように服装だけでオシャレをしよう(グラフの右側を目指す)とすると

それにかかる費用はオシャレ度以上に増えてしまいがちだ。

服装だけでオシャレしてる人って高そうな服着てるなーって思いませんか?

 

オシャレ曲線にネックレスの与える効果

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図のようにネックレスや染髪にはオシャレ曲線を右にシフトさせる効果がある。(性格にはネックレスに費用が掛かるためpに定数がプラスされる)

図の例だと青い線がネックレス後のオシャレ曲線なのだがしまむら、GUレベルの服でもネックレスをすることでZARA、GAPレベルと同等のオシャレ度をそれらより安く実現していることが読み取れるだろう。

 

というのもこういった努力は

「あるかないか(やってるかやってないか)ということが重要」なアイテムだからだ。

服は誰もが着ている。だから差を付けようと思ったらいい服を買わなければならない。いい服を買うにはお金が要る。

それに対し、ネックレスは誰もがしているわけではない。だからするだけでしてない人に対して差を付けられる。いいネックレスとしょぼいネックレスの差もあるにはあるのだろうが、そんなことよりしてるかしてないかといった差のほうが顕著に表れるのだ。

 

結論!

楽にオシャレになりたかったら小物や染髪に手を出すのは有効だぞ。

 

ということで僕は高校時代の専属のコーディネーターだったよっしーにこの夏のスタイルについて相談に乗ってもらおうと思います。