72の場所

モラトリアム青年が何かを見つける物語 僕と僕の周りのすべて

僕の祖母がオレオレ詐欺に引っかかりかけて最後には逆に1万円もらう話。

「母さん助けて詐欺」とか呼ばれかけたこともありましたが全く流行らなかったことはさておき。

 

僕の祖母は実家から車で15分ぐらいのところに一人で住んでいます。

今、愛知の実家に帰省しているのですが

僕が京都で働いてたときには実家ではこんなことが起きてたのです。

 

ことの始まり

僕の叔父(祖母からしたら息子)を名乗る人物から電話が。

要約すると、

犯人「もしもし、母さん、僕だけど」

祖母「あれ、声おかしいんじゃない?」

犯人「ちょっと風邪で。ところで、会社の取引で使った小切手を失くしちゃって大変なんです。1000万貸してくれる?取りに行くから」

祖母「1000万は無理だから500万ね」

この後、拾得物センターを名乗る人から電話があり、あなたの息子が小切手を落としたということを伝えられる。ここで完全に信じてしまったらしい。

またその時、連絡するのに必要だからといわれ連絡先や住所を教えてしまう。

 

で、500万なんて家にないから銀行におろしに行く。

祖母も500万なんてすぐに用意してもらえないとは分かっていたから銀行員の方に相談。そこで銀行の方はこりゃ詐欺だと確信。警察に連絡をしてこの話は終わり。と、思いきや。

 

おとり捜査に協力することに

ポリスメン「捕まえたいからおとり捜査に協力してちょ」

祖母「ええぇ、、、」

そんなわけで引き続き犯人との電話に応じる祖母。

祖母「ええ、時間は、、、はい、分かりました、、、。」

警察「他人って分かったからってそんな敬語にならないで!ばれちゃうよ!」

ここで演技指導が入る。

犯人「じゃあ駅まで取りに来て」

祖母「寒いからやだ、うちまで取りに来い」

犯人「じゃあ近くのコンビニまで行くから」

祖母「そこまで来たなら、うちまで取りに来い」

おとり捜査なら決してしないようなわがままを駆使して犯人を信じ込ませる。

偽の500万円を手にした祖母と

家の中、庭に張り込む警察官。

道にもレレレのおじさんチックに掃除をするふりをした警察官。

あとは犯人がホイホイやってくるのを待つだけ。。。

が、来ない

風で新幹線が遅れているらしい、わざわざ新幹線で捕まりにくる犯人もご苦労だがひたすら待つ側も大変だ。

夜も9時ごろ、やっと現れた受け子に偽の500万を渡し、そいつが家を出たところでポリスメンが素早く集合。逮捕である。

逮捕の瞬間、感極まって一緒にいた女性警察官の方と抱き合って泣いちゃったそうな。

その人のことを祖母は美人で背の高い警察官っぽくない方と言っていたがそれは一般女性警察官に失礼な気がしないでもない。。。まあいいや。

こうして一連の事件は幕を閉じた。

そして捜査協力費として祖母は1万円を手にした。というわけ。

警察に聞いたためになる話

今年に入ってからこの手の詐欺事件はすでに市内だけで7件も起きており手口も巧妙化している。今回逮捕された受け子は福岡から出てきた19歳の青年であった。楽して稼ごうとする若者が詐欺グループに雇われてしまい最後にはしっぽ切りされ逮捕されてしまう。今の時代、就職難なんて言われるが働こうとすれば働くところはいくらでもあるのだ。

 

これは分かるな、町を歩けばいたるところにバイト募集の看板があるし、僕のバイト先もいつだって人材募集中だ。決して就職先がないわけではないのだ。(もうちょい賃金が上がるべきとは思うけど。)

楽して稼ぐことと楽しく稼ぐことの混同なんだろうなぁ。

怠惰を求めて勤勉に行き着くともいうし。

さいごに

これから知らない人から電話がかからないようにって着信拒否の設定をいじってあげたら5000円もらえたぜ!やったぜ!

 

おわりです。